日々考えていることを思うままに。ひっそりと栃木SCを応援しつつ、かなり脱線してます。(注:エキサイトブログを除き、リンクのないトラックバックは受け付けない設定となっております)


by silky_wing

What can I do?


すいません。
僕も自分の執筆した報告書や論文で安易に「協働」という言葉を使っていました。

いわゆる規制行政や利害調整が絡む分野では間接的民主主義の仕組みを機能させる方が先決なのかもしれない。しかし、「協働」の本質は、やはり表題の言葉に集約されているのではないか。
すなわち、お互いが信頼関係を形成した上で、「相手のためにできること」を考え、実行することなのではないか。
(※そもそも、他者との「信頼関係」とは何か?に関する本質的な議論については、
社会学や社会哲学でに多くの議論がなされているが、それについては別の機会に書くこととしたい)

そう思ったきっかけは、同僚が講師をしている大学で、
某市役所の方の講演を聴講する機会をいただいたことであった。
表題の言葉は、その時の講演タイトルである。
内容もさることながら、「その地域の、その人のために何かをしたいっっっっ!」という
熱気に圧倒されっぱなしだった。
(講師の方々、本当にありがとうございました。今度ぜひお礼をさせてください。)
自治体に限らず、組織の活性化には「制度」か「人」かというのは永遠の課題かもしれないが、
究極的には、組織を動かすのは「人」でしかないと思う。

こうした「協働」は、自分の仕事においても大きな課題である。
弊社では、クライアントとの共同研究の推進を標榜しているが、
「「何かやらせて下さい」というのが最も困るボランティアで、
「私はこれができます」というのが役に立つボランティア」であるというのを、
以前上司から言われたことがあるが、
自分はクライアントのために何ができるだろうか?と常に自分自答している。

残念ながら、今の自分にはクライアントの役に立てるような専門性を持ちえていない。
もちろん、専門性を身に着けることは重要なことであるが、
今の時点で自分にできることは、関満博『現場主義の知的生産法』ではないが、
自分にとっての「現場」である自治体に深く入り込んで、
「熱い思い」を共有することしかないと思う。
(ちなみに、僕も一ヶ月に一回とは行かないまでも、
折に触れて本棚から引っ張り出して襟を正しています(笑))
そして、そのために今の自分ができることは、
クライアントである自治体の方々と可能な限りコミュニケーションを図ること。
そして抱えている問題について一緒になって考えること。
自分で言うことではないのかもしれないが、
今の自分にあるのは、「熱意」と「人の良さ」しかないのだから。

<以下私信>
M研究員様、早速トラックバックさせていただきました。
やり方については、またご説明いたします。
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by silky_wing | 2005-05-14 01:57 | 研究