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日々考えていることを思うままに。ひっそりと栃木SCを応援しつつ、かなり脱線してます。(注:エキサイトブログを除き、リンクのないトラックバックは受け付けない設定となっております)


by silky_wing

道のりは厳しく遠い(横河武蔵野FC 0-2 栃木SC)

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ようやく、栃木SCを今季初観戦。
武蔵野陸上競技場は初めて。JFLの試合ではどこもそうだが、三鷹駅から公園に入るまで、試合をやっているという雰囲気はまるで感じられない。おまけに入り口も見つからない。と思ったら、ようやく見つかって入った入り口には、大勢の栃木SCサポが。メインスタンドの左右をホーム・アウェーで完全にわけていたので、栃木側は満席状態。向こうはガラガラ。もう少し気を利かしてくれてもいいのに。栃木からこれだけ応援に駆けつけてきていることには嬉しさを覚えつつも、思い思いの場所でのんびり見るのもJFLの楽しみなのですが…
さて、試合の内容ですが、何とも微妙な内容。
栃木SCは、きっちりとした「4-4-2」の形。去年までのウリだった、コレクティヴな動きは相変わらず。プロ契約選手との「混成軍」ながら、去年までの堅実なチームづくりをまずは継続させることに成功した。特に、守備組織の完成度の高さは評価できる点だ(現在、JFL最小失点)。1対1も強い。チームとしては横河より1ランク上の印象。これまでの勝ち点は同じながら、まず負けられない相手という感じ。結果も、相手に退場者が出たとはいえ、危なげない内容で2-0の完勝だった。
しかし、内容には課題が多い。最大の課題は、攻撃の「形」が作れていないことだ。この日の2点も、ロングシュートと、相手のクリアミスを拾ってのもので、崩した形での点ではなかった。攻撃の形ができない要因としては、フィードに精度がないのか、タメを作れる選手がいないのか、ポストの受け手の問題なのか、サイドの崩しが物足りないのか。そのどれもなのだろうが、現有戦力では全てを解決することはもちろんできない。
それでも、課題を洗い出し、得点力を高めていかないといけない。相手は、佐川、岐阜、熊本。これら3チームを相手にして4位を勝ち取るということは、それ以外のチームは「負けられない」相手になるということだ。もちろん、3強以外にも、YKKなど曲者も多い。その中、攻撃力を高め、勝ち点3をいかにしてもぎとっていくか。今後の修正に期待したい。

おまけ:ハーフタイムには、横河武蔵野FCスーパーバイザーとして、あの木村和司が来ていました。アトラクションか何かで、フリーキックの1本くらい蹴ってくれればよかったのに。
by silky_wing | 2007-05-04 18:10