日々考えていることを思うままに。ひっそりと栃木SCを応援しつつ、かなり脱線してます。(注:エキサイトブログを除き、リンクのないトラックバックは受け付けない設定となっております)


by silky_wing
僕もささやかながら就職活動を行ったときに、「コミュニケーション能力」がないって言われたことがある(そういう意味では、あの頃の自分を拾ってくれた、現在の会社には本当に感謝している)

でも、昔そういう風に言われた立場からすると、「最近の若い人はコミュニケーション能力が低下した」という言い方には少し反論しておきたい。

社会学者の宮台真司氏は。かつては「会社」ないしは「同世代であること」(これに、「地域」を加えてもいいだろう)が共同体として機能していたが、こうした共同体が崩壊したことにより、コミュニケーションの不確実性が生じているのが現代であるとしている。今の社会は戦後日本においてかつてないほど「個」としてのコミュニケーションが求められる社会なのである。
また、マクロ的にみれば、就業構造の変化も大きいだろう。第3次産業の増加、要は、工場の労働者より接客業に従事する人が増えていることが、社会全体におけるコミュニケーションの必要性を高めているということも指摘できるのではないか。。
(ちなみに、いわゆる「マニュアル敬語」を批判する人にもそういう意味では反論しておきたい。あんなもの、単に社会全体のコミュニケーションの要求水準が高くなっただけ。昔の店員さんなんて、知らない人に対しては、駅の売店のおばちゃんくらい愛想がなかったと思いますよ。)

だから、「コミュニケーション能力」がないって言われたって、自信をなくさないでください。社会経験がないのに社会人としての話し方が上手じゃないのは当たり前。大事なのは能力じゃなくて、「伝えたいことがあるかどうか」と「伝えようとしているかどうか」です。そして、よく言われることですが、採用の最後の決め手は、「一緒に机を並べたいかどうか」です。だから、ちゃんと準備した上で、自分の人柄が相手に伝われば、きっとうまくいきますよ。面接官の中にだって、自分の会社でしか通用しない論理しか語れない人もいっぱいいます。僕の知り合いの話ですけど、面接のとき逆に「仕事でやりがいを感じるのはどういう時ですか?」って尋ねたら、答えられなかったっていうことだってあるくらいですから。

もっといえば、今年の就職活動がうまくいかなかったとしても、まだチャンスはあります。よく言われているように、企業は団塊の世代の引退を見越して、採用を増加させる方向にあります。だから、近いうちに第二新卒や転職市場が売り手有利になることは、十分考えられます。

とにかく、就職活動をされておられる学生さん。応援しますので、頑張ってください!!
(ご感想などありましたら、気軽にコメントしてみてください)
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# by silky_wing | 2005-05-18 10:48 | 研究

日本型「都市間競争」

最近、「都市間競争」という言葉が良く使われる。しかし、以前、研究会である先生が、「「都市間競争」というのはアメリカの企業城下町を前提としたモデルであり、日本で使われるのには違和感がある」というようなことを言っていた。一部の職種を除けば外部労働市場がほとんどないといってもよい日本においては、確かにティボー・モデル的な「都市間競争」というのはありえないのかもしれない。

しかしながら、「都市間競争」という言葉が実感として当てはまる地域もある。大都市圏のベッドタウンにあたる都市である。確かに、近年先進的な施策を打ち出している市町村には、こうした地域が多い印象はある(※)。一例だけ挙げると、先進自治体として名高い横須賀市では、都市政策研究所設立の背景として「都市間競争」をあげているほか、各種行政計画においても、この言葉は多用されている。
竹内英樹「横須賀市の経営戦略―政策形成能力向上による新たな行政運営の展開―」

私の友人は、子供を通わせていた公立の保育所が直営から民間委託に移行することとなった際、保母さんが経験の浅い方に変わってしまうため、別の市(区)に引越した。住んでた地域の公立の保育所が良くなかったために引っ越すというのは、どうもよくある話のようである。

ちなみに、僕の実家は埼玉県の某市にあるのだが、たまたまそこの市長さんとお話する機会があって、今は実家から離れているという話をしたら、「帰ってきたくなるようなまちにしますから。」と言われてしまい困ったこともある(市長さん、ごめんなさい)。

首都圏に限っていえば、人口流入は既に止まっており、高齢化が着実に進行している。地価の下落に伴い都心居住も進んできていることから、首都圏では、限られた人口、とりわけ小さい子供のいる家族を「奪い合う」形になっている状況になっている。連坦している大都市圏での間で「都市間競争」というのも奇妙な言い方かもしれないが、「自治体間競争」は確実に存在しているといえるだろう。

参考:朝日社説「子育て支援 江戸川区のふしぎ」

※この仮説を検証するには、日経産業消費研究所が発表している「行政革新度」の総合偏差値(『全国市区の行政比較調査』)を一つの指標にして、これを人口規模と三大都市圏かどうかのダミー変数で分散分析をすれば、統計的に証明できる。昔の自分なら実際にデータを打ち込んで、SPSSで分析したかもしれない。しかし、逆に当事者に近い立場になると、こうしたアプローチはできないものである。研究者としては正しくないのかもしれないが、今の自分はそれでいいと思っている。

※※三日坊主になるのがイヤで、今日も書きました。私が敬愛するある行政学の先生(でもキャラは大阪商人)も「研究者は話を聞くのが7割、文献が3割。あと毎日一定量の文章を書くことが大事。」と仰ってたし、それに何より書いてて楽しいし。
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# by silky_wing | 2005-05-17 23:38 | 研究
ジーコジャパンは不思議なチームだ。前評判と結果がこれほど一致しないチームも珍しい。
「黄金の中盤」を揃えてグダグダな試合を見せ続けた就任当初。
解任も取り沙汰された状況下の欧州遠征での見事なパフォーマンス。
国内組のみで反日ブーイングの中、何度もダメかと思った末に獲得したアジアカップ。
そして、「もう大丈夫」と思った最終予選での低空飛行。
いわゆる「黄金世代」の全盛期にしては物足りない内容に、監督への批判も数多い。

既に多くのサッカーサイトで論考がなされているので多くは触れないが、
ジーコ監督は選手の「自由」を重視する。
チーム構築に不可欠となる基本的な「約束事」すら、選手の話し合いにより決められているらしい。
現役時代、歴史的な名選手だったことから、徹底して「選手目線」で。
また、イタリアでは「サイボーグ」と呼ばれるほど自己管理能力が高かったため、
「こんなことは監督の言うことではない」と思っているのかもしれない。

一方、対照的なのが前監督のトルシエである。
トルシエといえば、「フラット3」に代表される「戦術家」としてのイメージがあるが、
最も特徴的なのは、その「メンタル・マネジメント」である。
軍隊的とまで言われるほど「規律」を重んじ、
時には不条理な手段を用いてまで現場に緊張感を持ち込む。

トルシェ、熱いです。
突然ヘンなことをします。
GK陣を罵ったり、いきなり「何秒でやれ!」とか言い出したりします。
小野君がフォロー入れたりしています。
さて、私はある映画監督と話したことがあります。
彼は、映画の撮影中、スタッフがちょっとでも「だれる」と、いい映画が出来ないと思っているそうです。
また、重い機材を使い、高圧電流、高熱になるライトなどを使う映画の現場では、ほんのちょっとの「だれ」も、実は危険につながります。
そこで彼は、ちょっとそれを感じたところで、わざと事件を起こすそうです。
例えば「そう言えば3カット前のところ、満足できなかったな」とか。
「今思いついたんだけど、ここの窓にカーテン欲しいよな」とか。
映画の現場で監督の立場は絶対です。
その監督が、そういうことを言い出したらスタッフは絶対にそれを成し遂げなければなりません。
「すわっ」と緊張が走ります。
全スタッフがピリピリします。
そうして、現場の「だれ」を彼は回避するのだそうです。
こうしたことは、ある程度の人数以上を率いて何らかの仕事をしたことのある人には、さまざまな形で意識されていることと思います。
ケット・シー「Blue Sky Blue」(http://otd11.jbbs.livedoor.jp/1118983/bbs_tree?base=735&range=1)


もちろん、こうした「やり方」に反発する選手もいる。

シドニー五輪代表候補だった頃、
人前で特定の選手を殴ったり罵倒したりするトルシエスタイルが納得できずに、戸田はある合宿でトルシエに直接意見をぶつけた。
「ああいうやり方は納得できない。僕はあなたが嫌いです」
それ以降トルシエは、やたら戸田に話しかけてくるようになったという。
大場健児「Sの極み」(http://www.s-kyoku.com/servlet/GetContentsDetail?report_ID=64)


選手ならずとも、こうした方法を間違っていると思う向きも多いだろう。しかし、人の上に立つ人間には、多かれ少なかれ、このような「不条理」が存在するのかもしれない。

 先日、知人とワンマン・オーナー社長の理不尽さの比較合戦をした。知人は現在勤めている先の社長のこと、僕は昔勤めていた会社の社長のこと。「こんなことがあったんだ」「いやいや、こっちはこんなことが」めくるめく不条理ワールドが手品のように次々と披露されていく。そのうち理不尽な人物像には共通項があることに気づいた。
 推進力がものすごいこと。運が強いこと。純粋であること。朝令暮改は朝飯前であること。基本的に他人を信用していないこと。そして、なによりも理不尽さの源としての、全てを引きずり込んでもやまない深い深い暗闇が、まるで暗がりで後ろを振り向いた時にガサッとうごめく見えないなにかのように、ぴったりと欲望の影に貼りついて潜んでいるということ―。
「ムズーリネット」(http://nzuri-net.com/long021225.html)


話が横道にそれたが、果たして、どちらの「やり方」が優れているのだろうか?
現時点での「実績」ではトルシエの方がは圧倒的に上回っている。ワールドユース、いずれの世界大会においても、グループリーグを勝ち上がっており、後任がこのミッションにことごとく失敗していることを考えれば、これは特筆すべき結果である。しかし、決勝トーナメント初戦はいずれも苦戦している。オリンピックでは下馬評では有利と言われていたアメリカに負け、ワールドカップではあっけない内容でトルコに負けた(準優勝したワールドユースもPKまでもつれ込んでいる。勝ったのはコンフェデ杯のオーストラリア戦のみ)。これは偶然ではなく、高い緊張感を強いる彼のやり方が、グループリーグ直後の試合の戦い方に微妙な影を落としているという見方はうがち過ぎとはいえないだろう。だが、当時ワールドカップで勝ち点すらあげたことのないの日本にとって、「決勝トーナメント進出」は困難なミッションであった。そのミッションを成功させる確率を最大化させる方法を遂行したという意味では、やはり彼は、完璧なプロフェッショナルといえるのではないか。

一方、ジーコジャパンの戦績は冒頭の通り。しかし、ワールドカップ最終予選での、ロスタイムの劇的なゴール、相手のオウンゴールなど、何度も続く偶然には必然的な理由が存在するものである。その理由を、彼の人徳による「結束力」に求める見方も間違っているとはいえない。良くも悪くも予想を裏切り続けてきたジーコジャパンである。準備期間が1ヶ月取れるワールドカップで、相手が弱くても強くても内容の変わらないジーコジャパンなら、あるいは・・・

余談ながら、自分が部下として仕えるならどちらを取るか?というのは難しい。
よくアンケートでやっている「理想の上司」という質問になら、僕は「岡田武史」と答える。
彼は監督としてはかなり厳しいようだが、彼の著書「蹴球日記」に見られるように、愛情に裏打ちされた厳しさを持っているからである。
しかし、その彼がトルシエのことを、「うまいだけの選手を戦える選手にした」と評価したことは、一応付言しておきたい。
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# by silky_wing | 2005-05-16 22:58 | その他サッカー

ひょんな流れから、同僚とコスプレ喫茶に行くことになった。そこで、参加者向けに予習エントリを書いてみることにした。

秋葉原はいわゆる「萌え」ブーム、10月のつくばエクスプレス開業とそれに伴う再開発で注目を集めている。そして、朝日新聞4月1日夕刊では、1面に取り上げられるまでになった(土曜フォーカス「変わる秋葉原」(駅前にIT拠点/新線で進む産学連携/電気街、競争激化/「アキバ系」急増))。「朝日新聞に取り上げられたブームは終焉する」という法則がある(それだけ新しいムーブメントへの認知が遅い)というのはよく知られているが、さすがにつくばエクスプレス開業までは、この盛り上がりも続くことだろう。
なお、秋葉原の街の変遷については、私が愛読している「溜池通信」第259号も併せて参照されたい。

というのは取ってつけた言い訳で、実は前から行ってみたかったんですよ、コスプレ喫茶。あと缶おでんも食べたい。というのは、石田衣良『アキハバラ@DEEP』という小説を読んだから(※)。

と思ってたら、世の中同じことを考えている人はいるもので、しかも体験記を大手サイトで公開してやがる。つーか正直に元ネタ言えよ(笑)
http://pcweb.mycom.co.jp/articles/2004/12/24/akiba/

ということで、上記文章で参加者各人、よく予習しておくように。あと↓のサイトもチェックすれば完璧。のはず。僕も秋葉原は実家から大学に通ってた頃、秋葉原を乗り換え駅として使っていた時期があるので土地勘はあるけど、当時はまだ「家電の街」だった頃なので、勉強し直します。
http://www.cos-cha.com/shop.html
http://www.curemaid.jp/

※石田衣良(知らない人のために一応書いておくと、「池袋ウエストゲートパーク」の原作者)は個人的にファンなのですが、「街の空気」と「時代の流れ」を掴むのが本当に上手い。今のところ、池袋→月島→秋葉原と続いているけど、次はどこを舞台にするのか本当に楽しみ。「石田衣良作品にみる東京の“熱い”街」はそのうち別エントリで書きます。

<以下独り言>
あー、なんで僕が筆が遅いかわかった。Aというテーマを考えてたらBのテーマが面白くなってそっちの方を書き出したりして、両方入れたらもっと面白くなるなーとか思ってるうちに、当初のテーマからブレまくりになっちゃうからだ。ということで、他に書きたいことがあったけど、別エントリで書きます。うーん、思った以上に楽しいなあ。このままでは、電車にノートPCを持ち込む日も近いかもしれない。
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# by silky_wing | 2005-05-15 20:45

静岡に行った。

友達の結婚式のため、故郷(実家があるわけでも両親の出身地でもないが、小学校3年から高校卒業までいたのだから、そう言って差し支えないだろう)の静岡に久々に行った。変わった部分も沢山あったけど、中高時代によく行った本屋や玩具店、ディスカウントストアも残っていて、相変わらず賑わっているなというのが正直な実感であった。一般に、地方都市の中心市街地が廃れていることが問題になっていることを考えれば、(現在は政令指定都市だが)かつての中核市である静岡駅周辺は、「いい状況」といってよいのではないか。
旧静岡市の特徴は、多くの人が自転車を移動手段としていることだ。それもそのはず。静岡駅・中心市街地・官庁街がすべて徒歩圏にある。自転車の話をすると他の地方都市の人は皆驚くし、他の地方都市でそのような話を聞いたことがない。私事ながら、僕が自動車免許を未だに持っていないのも、「自転車社会」である静岡で育ったことがあるのだと思う。
某所の勉強会での日本政策投資銀行藻谷氏の報告(※)によれば、旧静岡市の中心市街地の単位面積あたりの商業集積は、他の政令指定都市並みで、最近Jリーグのホームタウン移転で物議を醸した某市を上回るそうだ。そして、合併時に計画されていた東静岡駅の開発については、この集積を壊してしまうことになるという危惧を示しておられた。僕もその意見には全面的に賛成だ。グランシップは既に建造されたが、引き返すなら今しかない。新庁舎の着工については反対意見も多いという理由で先延ばしにしつつ、次の市長選で民意を問うのが落としどころになるなのではないか。
と、ここまで考えたところで、静岡に住んでいる友人と商店街を歩いていて、「賑わっていていいじゃないですか」と言ったら、「この辺は居酒屋はいっぱいあるけど、個性的な店はできたと思ったらすぐつぶれるんだ」といわれてしまった。
一般に、地域経済の振興を考える場合によく言われるセオリーは、
○「地域固有の資源」を外部の人に売り込む
○地域の生活に密着したニーズを満たす事業(いわゆる「コミュニティ・ビジネス」)により、地域のおカネを循環させる仕組みを創出する
の2点に集約される。
しかし、個性的なお店が地方の商圏で生き残っていくにはどうしたらいいのだろう。
というと、インターネットで展開すればいいという人がいるかもしれない。
しかし、
地方の産業振興の話で思い出した。
各地でIT振興って旗ふってベンチャーにお金出してるけど、会社が大きくなると、
結構東京に逃げられてますね。
はてな(京都)しかり、ロリポップ(福岡)しかり。

こういう話を聞くとそれもどうなのか?と思ってしまう。
難しい課題を投げかけられた思いだ。
追伸:それにしても久々に行った静岡は思ったより近かった。新幹線の品川駅が開業したお陰で、時間距離ならさいたまや千葉に行くのとそれほど変わらない。今度はエスパルスの試合を観に静岡に行こう。そのために商店街で型落ちのユニフォームを半額で買ったことだし。もっとも、日本平スタジアムは静岡駅からはかなり遠いのだが・・・
※その時のものではありませんが、同氏のこのテーマでの主張については、こちらをご参照ください。
http://www1k.mesh.ne.jp/toshikei/173.htm
※※トラックバックは本文というより、コメントに対してのものです。「めめ」さん、ありがとうございます。
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# by silky_wing | 2005-05-15 01:41 | 研究

What can I do?


すいません。
僕も自分の執筆した報告書や論文で安易に「協働」という言葉を使っていました。

いわゆる規制行政や利害調整が絡む分野では間接的民主主義の仕組みを機能させる方が先決なのかもしれない。しかし、「協働」の本質は、やはり表題の言葉に集約されているのではないか。
すなわち、お互いが信頼関係を形成した上で、「相手のためにできること」を考え、実行することなのではないか。
(※そもそも、他者との「信頼関係」とは何か?に関する本質的な議論については、
社会学や社会哲学でに多くの議論がなされているが、それについては別の機会に書くこととしたい)

そう思ったきっかけは、同僚が講師をしている大学で、
某市役所の方の講演を聴講する機会をいただいたことであった。
表題の言葉は、その時の講演タイトルである。
内容もさることながら、「その地域の、その人のために何かをしたいっっっっ!」という
熱気に圧倒されっぱなしだった。
(講師の方々、本当にありがとうございました。今度ぜひお礼をさせてください。)
自治体に限らず、組織の活性化には「制度」か「人」かというのは永遠の課題かもしれないが、
究極的には、組織を動かすのは「人」でしかないと思う。

こうした「協働」は、自分の仕事においても大きな課題である。
弊社では、クライアントとの共同研究の推進を標榜しているが、
「「何かやらせて下さい」というのが最も困るボランティアで、
「私はこれができます」というのが役に立つボランティア」であるというのを、
以前上司から言われたことがあるが、
自分はクライアントのために何ができるだろうか?と常に自分自答している。

残念ながら、今の自分にはクライアントの役に立てるような専門性を持ちえていない。
もちろん、専門性を身に着けることは重要なことであるが、
今の時点で自分にできることは、関満博『現場主義の知的生産法』ではないが、
自分にとっての「現場」である自治体に深く入り込んで、
「熱い思い」を共有することしかないと思う。
(ちなみに、僕も一ヶ月に一回とは行かないまでも、
折に触れて本棚から引っ張り出して襟を正しています(笑))
そして、そのために今の自分ができることは、
クライアントである自治体の方々と可能な限りコミュニケーションを図ること。
そして抱えている問題について一緒になって考えること。
自分で言うことではないのかもしれないが、
今の自分にあるのは、「熱意」と「人の良さ」しかないのだから。

<以下私信>
M研究員様、早速トラックバックさせていただきました。
やり方については、またご説明いたします。
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# by silky_wing | 2005-05-14 01:57 | 研究

はじめまして。

同僚の影響もあるのですが、自分が興味を持ったことに関して考えをまとめる機会になればと思い、blogを開設してみることにしました。
基本方針は以下の通りです。
○基本的には匿名です。
○思いついたときに書くため、更新は不定期。本務の繁忙期には、更新が滞ると思います。
○「生煮え」の文章、単なる聞きかじり、日常雑記などが混じるのはご容赦を。
○趣味のネタが混じるのはご愛嬌ということで。
○ご意見、ご批判、事実誤認のご指摘等々は大歓迎。ただし、「批判のための批判」はご遠慮願います。
自分はこういう仕事をしている割には筆が遅いと思うので、文章力向上の機会にもなれればいいなと思っています。
こんな感じですが、ご笑覧いただければ幸いです。
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# by silky_wing | 2005-05-13 23:12