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日々考えていることを思うままに。ひっそりと栃木SCを応援しつつ、かなり脱線してます。(注:エキサイトブログを除き、リンクのないトラックバックは受け付けない設定となっております)


by silky_wing

負けに近い引き分け。だけど・・・(クロアチア 0-0 日本)

中田が「また勝てる試合を落とした」と言ったとき、正直強い違和感を感じた。
いい時間帯もあったが、むしろ決定機の数は相手の方が多く(向こうはPK、クロスバー、あと1つあったような?こちらは柳沢のアレだけだったような)、内容的には引き分けが妥当のように思えたからだ。
日本の勝利を願っていないわけではない。オーストラリア戦が「どちらに転ぶかわからない試合が向こうに転んだ」試合だとしたら、クロアチア戦は「もっとも論理的な帰結が引き分けであった」試合だったように見えた。もちろん、論理的であろうとなかろうと、勝ちが欲しかったという気持ちに変わりはない。川口は紛れもなくネ申だったし、選手たちは十分戦っていた。サポーターだって頑張っていた(引き分けのときに喜んでいたおねーさん。勝ち点計算間違ってませんでしたか?)
中田の言った、前半はパスを回せていて後半はパスを回させられていた。これは的確な指摘だ。しかし、後半は回させられていたというか、日本はバテていて運動量が激減していて、向こうもバテているので引いてスペースを消すことが優先の守り方だったというのが実態だろう。そのため、何度かあったドリブルは攻撃の有効なアクセントであった。後知恵になるが、報道されているように中村が体調不良だったとしたら、中村→中田浩の交代でアレックスを2列目に出す(または、中村→巻で玉田を2列目に持ってくる)といったカードの切り方もあってよかったのではないか。
もちろん、気持ちを切り替えて3試合目に臨まなければいけないことはいうまでもない。強く願ったことしか実現しないのだから・・・
by silky_wing | 2006-06-19 22:24 | 日本代表