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日々考えていることを思うままに。ひっそりと栃木SCを応援しつつ、かなり脱線してます。(注:エキサイトブログを除き、リンクのないトラックバックは受け付けない設定となっております)


by silky_wing

【夢オチ】安倍内閣タウンミーティングに参加してきた。【あくまでフィクションです】

標題の通り、ついさっきまで、安倍内閣タウンミーティングに参加に参加する夢を見ていた。夢だけに会場は野外。白金か墨田あたりの高速だった気がする(確か白金)。地名は忘れちゃったし、なぜ路上じゃなかったけど高速の軒下だったかな?でタウンミーティングをやるか意味がわからなかったけど・・・

で、帰りにたまたま通りかかって野次馬で見ていたという設定(これ自体通勤ルートからは微妙に外れている)。しかし、会場からの質問の時間になって、「N研究員(本名)さんはいらっしゃいますか?」といきなり指名を受け、発言させられることに。マイクを渡されてよくテーブルを見ると、学生時代の指導教官の先生が席上に。
先生は学会では非常に高名な方ではあるが、こういう会議のメンバーではなかったのに・・・その時点で、指名されたことよりも緊張してしまいました。他のメンバーは・・・よく覚えていない。吉川洋氏と女性大臣(誰かは記憶にない)はいたような気がする。

で、何を言ったかというと・・・
私は、学生時代、生活時間を専攻しておりました。これは、1日に仕事に何時間、余暇に何時間といったように、時間の使い方を調べるものです。今回は、こうした観点から、2点申し上げたいと思います。
1点目は、いわゆる「ホワイトカラー・エグゼンプション」についてです。同制度が導入された場合、経済学的観点から、使用者は長時間労働を、労働者は短時間労働をするインセンティブが働きます。しかしながら、使用者と労働者の力関係を見れば、どちらが有利に作用するか明らかです。したがって、この制度は、長時間労働を招く制度であるといえるのではないでしょうか。(厳密に議論するためには当然、転職といった労働市場の影響を考慮する必要があるが、夢なのでその辺はご容赦いただきたい)
2点目は、生活時間研究の知見では、国際的にみて労働時間と家事時間の総和はほぼ一定という法則があります(これも記憶違いかもしれないし、有職者とか前提がついてのものだったかもしれない)。したがって、労働時間の長時間化は、必然的に家事時間の減少を招き、結果として、少子化を加速させることになるはずです。同年代の友人たちを見ても、終電まで働く(場合によってはタクシーで帰宅する)友人も多く、子どもをつくるというような状況にはとてもないというのが現状です。こうした中、長時間労働を助長する政策を打ち出すことは、現内閣でも課題としている少子化対策と矛盾するのではないかと、強く訴えたいと思います。

夢の中なりに緊張しているだけに、細かい点ではいろいろ論理の展開に難のある部分もあるが、主張の大筋は普段思っている通りのことだったので、blogにでも書いてみるかと思った次第。しかし、いきなり発言者が指名されるというシチュエーションがありえないとはいえ、いきなりこんな発言が出るようだったら、そりゃやらせにも走るわなあ。もっとも、あの形のタウンミーティングで「国民との直接対話」を演出していることそのものにそもそも問題があるといえないくはないけど。

しかも、最後に記念品の贈呈があった。「ダイシン」というドリンク剤をもらった(もちろんこんなドリンク剤は存在しない。つーかタウンミーティングの記念品がドリンク剤って変すぎる。さすが夢クオリティ)。非常に恥ずかしかったことを覚えている。
by silky_wing | 2007-01-13 11:37